レンタル倉庫というと、企業や業者が利用するイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、自宅に保管場所が不足しているなどの理由で、個人でレンタル倉庫を借りたいと考える人も多いものです。一例として、ドッとあ~るコンテナ契約者の集計では、利用目的の内訳が家庭用80%、業務用20%ほどの比率となっています。そこで、この記事ではレンタル倉庫の個人利用が可能なのか、また利用のメリットについて説明します。

レンタル倉庫の利用は個人でも可能?

トランクルームは利用者の目的に応じて使用できる、便利な貸し倉庫です。ただ、倉庫というと個人で契約できるのか、疑問や不安を抱く人もいるのではないでしょうか。結論からいうと、レンタル倉庫は企業に限らず、個人でも契約・利用することが可能です。企業の場合、多いのは社内に保管しきれないものを預ける活用方法です。個人の場合はより用途が広く、さまざまなことに活用できます。特に、マンションやアパートの場合はスペースが限られやすく、レンタル倉庫の需要が高まりつつあります。自宅以外の便利な収納スペースとして、レンタル倉庫やトランクルームを持つというスタイルが浸透しつつあるのです。

個人がレンタル倉庫を借りるメリット

個人がレンタル倉庫を借りると、どのようなメリットがあるのでしょうか。主なメリットには、以下のようなものが挙げられます。

コストが安い

レンタル倉庫を利用するメリットとして、まず挙げられるのは「コストが安い」ことです。住まいに収納スペースの不足を感じている場合、「より広いところに引っ越したい」と考える人もいるでしょう。しかし、広い家を借りるには費用がかかります。加えて、引越しにかかる費用も用意しなければなりません。このような収納不足を解消するために、広い家への住み替えではなく、レンタル倉庫を契約する人が増えています。なぜなら、レンタル倉庫は広い家に住むよりも低コストで済むためです。目的に応じた広さのレンタル倉庫を借りれば、高い家賃や引越し代を支払わずに済みます。

特に都市部は家賃が高い傾向にあり、費用の観点からするとレンタル倉庫を借りるメリットは大きいでしょう。また、レンタル倉庫には大きく分けて「屋外型」「屋内型」などの種類があります。そのうち、屋外型倉庫は料金がリーズナブルな傾向です。屋外型倉庫を利用すれば、より効果的にコストを抑えられるでしょう。

短期利用ができる

レンタル倉庫のメリットは、「短期間でも利用できる」ことです。広い家に住もうと賃貸物件を借りる場合、問題となるのが契約更新です。賃貸物件の多くは2年ごとの契約更新があり、その費用がかかってしまいます。レンタル倉庫の場合、契約するところによっては1カ月から利用することが可能です。契約更新を気にせずに済み、気軽に借りられることがメリットです。

ものを捨てずに済む

同棲・結婚・転勤など、人生のなかで荷物を整理しなければならないイベントもあります。しかし、これまで大切に保管してきた荷物はなかなか簡単に処分できないものです。ものを捨てるかどうか、あれこれ悩んで一つずつ判断する作業は多大な時間がかかります。また、無理に断捨離を行うと、「やはり捨てなければ良かった」と後悔するケースも少なくありません。このような荷物もレンタル倉庫を契約すれば、まとめて預けておくことができます。必要なものまで捨ててしまい、後悔する心配もなくなります。生活や住まいが一新される人も、荷物をすっきりと整理でき、気持ちの良いスタートを切れるでしょう。

レンタル倉庫を個人で借りる場合の活用法!

実際にレンタル倉庫を個人で借りる場合、どのようなことに活用できるのでしょうか。ここでは、一般的な活用法について紹介します。

季節外れの洋服や家電の収納

レンタル倉庫のベーシックな活用方法として、まず挙げられるのが「季節外れの洋服・家電などの収納」です。夏や冬など、季節によって着る洋服は変わるものです。シーズンオフの洋服や布団などはどうしても収納スペースを圧迫し、部屋が狭くなってしまいます。特に、家族がいる場合は人数分の洋服や布団を収納しなければならず、クローゼットや押入れが占領されてストレスを感じる人も多いものです。だからといって、スペースを確保しようと収納場所にものを詰め込み過ぎると、生地が傷んだり型崩れしたりする原因になり得ます。

また、季節家電も保管場所に困る代表的なアイテムです。活用する季節が限定的なため、収納場所が圧迫されてしまうのです。とはいえ、そのまま部屋に出しっぱなしにするわけにもいかないでしょう。このような洋服や季節家電も、使わない時期はレンタル倉庫に預けてしまえば、自宅がすっきりと片付きます。使うシーズンだけレンタル倉庫から取り出せば良いため、ストレスを感じません。自宅の空いたスペースを有効活用でき、快適な居住空間をつくれます。

コレクションの収納

書籍・CD・フィギュアなど、お気に入りのものを集めることは楽しいものです。しかし、お気に入りのアイテムを集めていくうちに、保管場所が足りなくなるケースも少なくありません。今まで大切に保管してきたアイテムは、そのぶん思い入れも深くなるものです。どうしても収納スペースがない場合、増えすぎたコレクションをどうすべきか悩んでしまうでしょう。それに、無理に断捨離をすると「やはり手元に置いておきたい」と後悔し、捨てたアイテムを結局買い戻してしまう人もいます。このようなことになれば、悩む時間もお金も無駄になってしまいます。

レンタル倉庫を借りれば、大切な書籍やフィギュアなど趣味のコレクションを保管しておくことが可能です。コレクターは部屋が趣味のアイテムで一杯になりがちですが、レンタル倉庫があればそのような心配もありません。自分の都合の良いときにレンタル倉庫を訪れて、誰にも気兼ねすることなく、コレクションを集めたり眺めたりして楽しむことができます。家族や同居人に趣味を理解してもらえない、自分だけの空間でゆっくりと趣味を楽しみたいという人にもおすすめです。

アルバムなど記念品の保管

レンタル倉庫は「アルバムや記念品などの保管」にも多く活用されます。家族や友人との思い出が詰まったアルバムや大切なイベントの記念品などは、普段使う機会がなくても捨てにくいものです。子どもからのプレゼントや子どもが作った作品などが段々と増えていくものの、収納場所がなく困る人も多くみられます。このようなアルバムや記念品はひんぱんに見返すケースが少ないため、レンタル倉庫に保管しておくと便利です。世界に一つだけの大切な宝物を、処分せず大切に保管することができます。

自宅リフォーム・建て替え時の荷物の一時保管

自宅をリフォーム・建て替えする際も、レンタル倉庫を有効活用できます。自宅に住みつつリフォームを行うとなると、家具の移動が大変になるでしょう。また、仮住まいにすべての家具を運ぶことは難しいケースが多く、荷物の預け先に悩んでしまう人もいます。このようなリフォーム・建て替えの際にレンタル倉庫を借りれば、家具や荷物を預けておくことができます。すぐに引越し先に荷物を運べないときにも便利です。工事の状況を踏まえて、短い期間のみ倉庫を借りることもできます。無駄なコストが発生せず、経済的なメリットも大きいでしょう。

海外転勤中の荷物の保管

海外転勤が決まった場合の「一時的な荷物の保管場所」として、レンタル倉庫を活用するケースもあります。海外転勤の間は日本の住居を手放すものの、「帰国時のために家具や家電は残しておきたい」と考える人も珍しくありません。とはいえ、荷物を保管するためだけに、賃貸の部屋を借り続けることはコスト面で大きなデメリットとなります。レンタル倉庫はこうしたニーズに合うサービスです。レンタル倉庫に荷物を保管しておけば、費用を安く抑えられます。

ドッとあーるコンテナでレンタル倉庫を探してみよう!

レンタル倉庫は個人でも契約でき、用途に合わせてさまざまなことに活用できます。たとえば、使わなくなった衣類や家電の収納、一時的な荷物の預け先などに利用しても便利です。ドッとあーるコンテナでは、レンタル倉庫も含めてさまざまなタイプのトランクルームを扱っています。手続きが簡単で短期利用も可能です。ドッとあーるコンテナのレンタル倉庫を利用し、荷物をすっきりと収納してみてはいかがでしょうか。