アウトドアレジャーのなかでもキャンプは高い人気があり、趣味として楽しんでいる人も多いでしょう。ただ、キャンプをする際はさまざまな道具を使うことになり、回数を重ねるごとに道具も増えていきがちです。すると、収納場所に困ってしまうケースも多くみられます。そこで、この記事ではキャンプ道具を自宅で保管する場合のコツや、トランクルームに預けるメリットについて紹介します。

キャンプ道具は種類や数が多くかさばりやすい

開放的な気分を味わえるキャンプは、誰でも始めやすい敷居の低さが魅力です。キャンプを始めたばかりのころは、価格が安く必要最低限の道具のみを準備する人も多いでしょう。しかし、キャンプの楽しさを知りのめり込むと、回数が増えるごとにどんどん道具も良いものをそろえたいという気持ちが生まれてくるものです。キャンプを満喫するためには、テント・タープ・寝袋などの道具だけではなく、ダイニングテーブルやチェア、屋外用扇風機やクーラーボックスなどがあると便利です。加えて、バーベキューセットやグリル台、重ねて収納できる調理器具なども必要になってくるでしょう。

また、冬にキャンプをする場合は、暖をとるためのヒーター・冬用シュラフ・厚みのあるマットなども買いそろえることになります。このようなキャンプ道具はどうしても種類や数が多く、かさばってしまうもの。そのため、購入したものの部屋に収納するための場所がなかったり、自宅の空間が圧迫されて困ったりする人も多くみられます。

キャンプ道具を自宅で収納するときのポイント

キャンプ道具を自宅で収納する場合は、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。ポイントを見ていきましょう。

キャンプ道具はまとめて一カ所に収納する

キャンプ道具を自宅で保管する場合は、なるべく同じ場所にまとめておくことがおすすめです。キャンプ道具はかさばるため、「とりあえず空いているスペースに収納しておこう」と考える人も少なくありません。しかし、考えなしにあちこちにキャンプ道具を収納してしまうと、どこに何があるのか把握しにくい状態になりがちです。すると、いざキャンプに出かけるときになかなか目当てのものが見つからず、探す手間がかかってしまいます。

したがって、キャンプ道具はすぐ探せるように、可能な限りひとつの場所にまとめて収納することがおすすめです。自宅での収納場所としては、外で使ったあとの汚れが気になりにくく、紫外線の影響を受けにくい物置がおすすめです。また、まとめて収納しやすい押し入れをキャンプ道具置き場とするのも良いでしょう。

収納する前に汚れを取りきれいにする

キャンプ道具は外で使うため、どうしても泥や汚れなどが付着しやすいものです。使用後のテントやタープには泥や汚れがついており、そのまま収納するとサビやカビ、劣化などを招く原因になりがちです。長く綺麗な状態を保つためにも、キャンプ道具は収納前に泥や汚れをしっかりと落とすことが重要になります。テント・チェア・シュラフなどは風通しが良く、涼しい場所で1日程度乾燥させるようにしましょう。直射日光の当たる場所に置くと、紫外線によって色あせが生じる可能性があるため注意が必要です。メンテナンスを行う場所は慎重に決めましょう。あわせて、収納前にパーツの破損・欠損・変形がないか、きちんとチェックしておくと安心です。

キャンプ道具の自宅での上手な保管法

キャンプ道具を自宅でスマートに保管するためには、ラックや壁掛け収納を上手に活用することがおすすめです。キャンプ道具は形がバラバラでデリケートなものも多く、そのまま積み重ねて保管することは難しい傾向にあります。そこで、ラックや壁掛けで縦に収納することで、積み重ねなくても収納面積を小さくできます。カトラリー類は用途ごとにまとめておき、コンテナに収納すると良いでしょう。キャンプに出かけるときはコンテナごと持ち出すことができ便利です。大きく重さもあるキャンプ道具は下段、小物を入れたコンテナは中段に収納すると取り出しがスムーズに行えます。

なお、使用する頻度が高いアイテムは、なるべく取り出しやすい場所に置くことがおすすめです。目線よりも上の段に収納すると手が届きにくく、不便さを感じる原因になるため避けたほうが良いでしょう。寝袋やシュラフはそのまま収納するとかさばりやすくなります。圧縮するとかさが減り、すっきりと収納しやすくなるでしょう。

キャンプ道具を自宅で保管するメリットとデメリット

キャンプ道具を自宅で保管するメリットは、やはり「使いたいときにすぐ取り出せる」ことです。自宅であればキャンプに出かけるときに、すぐ必要な道具を取り出せます。また、自宅であれば空いているスペースを活用すれば良く、キャンプ道具を保管するための費用もかかりません。一方、デメリットは「自宅内スペースを圧迫する」ことといえます。キャンプ道具はサイズも大きく、かさばるものが多い傾向にあります。それらを保管しておくとなると、どうしても多くの収納スペースが必要になるでしょう。

もしも自宅の収納スペースにほかのものを入れている場合は、すべてのキャンプ道具が入りきらない可能性もあります。その場合、リビングや自室などに置いておかなければならず、インテリアの景観を損ねる要因になることがあります。

トランクルームにキャンプ道具を置くメリット

キャンプ道具の保管場所として、トランクルームを活用する人も多くいます。トランクルームにキャンプ道具を置くメリットにはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

自宅に空きスペースができる

トランクルームにキャンプ道具を収納する最大のメリットは、「自宅に空きスペースができる」ことです。多くのスペースを使っていたキャンプ道具をトランクルームに移すことによって、自宅の空間に余裕ができます。その空いたスペースにほかのものを置くなど、有効活用できるようになることが大きなメリットといえるでしょう。さらに、「置き場所に悩む必要がなくなる」こともメリットのひとつです。新しいキャンプ道具を購入しようと思っても、どうしても収納するスペースが気になり手が出せないという人も少なくありません。

その点、トランクルームを活用すれば、置き場所に悩むこともなくなります。気兼ねなく新しいキャンプ道具を増やしやすくなることが魅力です。また、自宅を「広々と快適な空間にできる」というメリットもあります。自宅がキャンプ道具に占領されていると、どうしても圧迫感が生まれやすくなります。トランクルームにキャンプ道具を保管しておけば、すっきりとした自宅でのびのびと生活できるでしょう。

保管のための費用やキャンプに出掛ける準備が軽減できる

キャンプ道具は休みのときだけなど、ひんぱんに使わないという人もいるでしょう。このような場合はキャンプ道具を複数人で購入し、トランクルームで保管しておくことも良い方法です。トランクルームに収納しておけば、使いたい人が必要なときに取り出すことができます。それに、トランクルームのレンタル代も共同保管しているメンバーで割り勘にすれば、一人あたりの費用負担を軽減できます。また、キャンプに出かけるときに自宅からトランクルームに立ち寄り、そのまま荷物を積み込むことも可能です。重かったり数の多かったりする荷物を移動させる手間が減り、準備の負担を減らせるでしょう。

キャンプ道具を収納するトランクルームの選び方

トランクルームと一口にいっても、屋内型や屋外型などさまざまなタイプがあります。屋内型は費用がやや高く、屋外型のトランクルームは費用が安い傾向です。したがって、キャンプ道具のみ収納したい場合は屋外型のトランクルームを選ぶことがおすすめです。広めのサイズをレンタルすれば、なかのレイアウトを自分好みに変更したり、空いたスペースでキャンプ道具のメンテナンスを行ったりできます。また、屋外型のトランクルームは車を横付けできるタイプが多く、大きく重いキャンプ道具を出し入れするときにも便利です。積み降ろしの便利さを重視するのであれば、なるべく1階を選ぶと良いでしょう。

かさばるキャンプ道具はトランクルームに預けよう!

キャンプ道具は大きなものから小さなものまでさまざまなものがあり、凝り出すとアイテムがどんどん増えてしまいがちです。「キャンプ道具をひんぱんに使わない」「自宅に十分な収納スペースがない」という場合は、トランクルームで保管することがおすすめです。「ドッとあーるコンテナ」では、キャンプ道具を収納することができます。興味のある人は、レンタルを検討してみてはいかでしょうか。