自宅の収納スペースが足りず、季節用品や趣味の道具、使わなくなった家具・家電の置き場所に困っていませんか。
そのようなときに便利なのが、荷物を自宅以外の場所に保管できるレンタルボックスです。
レンタルボックスは、収納スペースを月単位などで借りられるサービスで、引っ越し前後の一時保管や、季節用品の収納、法人の在庫・備品保管など幅広い用途で利用されています。

ただし、レンタルボックスには屋外型・屋内型・宅配型などの種類があり、それぞれ向いている荷物や使い方が異なります。
この記事では、レンタルボックスの種類や特徴、メリット・デメリット、失敗しない選び方までわかりやすく解説します。

レンタルボックスとは

レンタルボックスとは、荷物を保管するための収納スペースを借りられるサービスです。
自宅の押し入れやクローゼットだけでは収まりきらない荷物を、自宅以外の場所に預けられるため、収納不足の解消に役立ちます。

レンタルボックスは、サービス会社や施設によって「トランクルーム」「レンタルコンテナ」「貸し倉庫」「収納スペース」などと呼ばれることもあります。
名称に違いはありますが、基本的には荷物を保管するための場所を借りるサービスと考えると分かりやすいでしょう。レンタルボックスに預けられるものとしては、以下のような荷物があります。

収容可能なもの(例)
〇衣替えで使わない衣類
〇扇風機・ヒーターなどの季節家電
〇スキー板・キャンプ用品・釣り道具などの趣味用品
〇引っ越し前後の家具・家電
〇法人の書類・備品・在庫
〇防災用品や非常食

自宅に置いておく必要はないが、捨てたくないものや、必要なときに取り出したいものを保管する場所として、レンタルボックスは便利に活用できます。

レンタルボックスとトランクルームの違い

レンタルボックスとトランクルームは、どちらも荷物を保管する収納サービスとして使われる言葉です。
実際には、明確に区別されず、同じような意味で使われることも少なくありません。
ただし、一般的には以下のように使い分けられることがあります。

名称主な特徴
レンタルボックス屋外に設置されたコンテナ型の収納スペースを指すことが多い
トランクルーム屋内型・屋外型を含めた収納サービス全体を指すことが多い
レンタルコンテナ屋外型のコンテナ収納を指すことが多い
貸し倉庫法人利用や広い収納スペースを指すことが多い

呼び方は運営会社によって異なるため、名称だけで判断するのはおすすめできません。
レンタルボックスを選ぶときは、名前よりも屋外型か屋内型か、空調はあるか、車で搬入できるか、料金はいくらかを確認することが大切です。

レンタルボックスを利用するメリット

レンタルボックスがどのようなものか分かっても、自分にとってどれくらい有益なのか実感できない場合もあるでしょう。ここでは、レンタルボックスを利用するメリットを具体的に説明します。

自宅の収納スペースを有効活用できる

レンタルボックスを利用する大きなメリットは、自宅の収納スペースに余裕を作れることです。
普段使わない荷物をレンタルボックスに預けることで、クローゼットや押し入れ、部屋の中をすっきり整理できます。
たとえば、季節家電やアウトドア用品、思い出の品などをレンタルボックスに移すだけでも、自宅でよく使うものを取り出しやすくなります。
「捨てるほどではないけれど、家に置いておくと邪魔になる」という荷物が多い場合、レンタルボックスは使いやすい収納先になります。

引っ越しやリフォーム時の一時保管に使える

レンタルボックスは、短期間の一時保管にも便利です。
たとえば、引っ越し先にまだ荷物を入れられない場合や、リフォーム中に家具・家電を一時的に移動したい場合に、レンタルボックスを活用できます。自宅とは別の場所に荷物を保管できるため、急に収納場所が必要になったときにも対応しやすい点がメリットです。

季節用品や趣味用品をまとめて保管できる

スキー用品、キャンプ用品、ゴルフバッグ、釣り道具、クリスマス用品など、使う時期が限られる荷物は自宅に置いておくと場所を取りやすいものです。
レンタルボックスを利用すれば、季節用品や趣味用品をまとめて保管できます。
必要な時期だけ取り出せるため、自宅の収納スペースを圧迫しにくくなります。
特に屋外型のレンタルボックスは、車で荷物を運びやすい施設も多く、大きな荷物や重い荷物の収納に向いています。

法人の在庫・備品・書類保管にも使える

レンタルボックスは個人だけでなく、法人や個人事業主にも利用されています。
事務所に置ききれない書類、販促物、イベント用品、工具、資材、在庫などをレンタルボックスに保管することで、作業スペースを広く使いやすくなります。
事務所や店舗を広い場所に移転するよりも、レンタルボックスを借りた方が費用を抑えられる場合もあります。

レンタルボックスを利用するデメリット

レンタルボックスの利用を検討するなら、メリットだけでなく、デメリットを把握しておくことも大事です。
ここでは、具体的にどのようなデメリットがあるのか解説します。

月額料金や初期費用がかかる

レンタルボックスを借りる場合、月額料金が発生します。
施設や運営会社によっては、契約時に初期費用、事務手数料、保証料、鍵代などが必要になることもあります。料金だけを見て広いレンタルボックスを選んでしまうと、使わないスペース分まで費用がかかってしまいます。荷物の量に合ったサイズを選ぶことが、無駄な出費を抑えるポイントです。

自宅から遠いと出し入れが面倒になる

レンタルボックスは自宅の収納とは違い、荷物を取りに行く必要があります。
自宅や職場から遠い場所にあるレンタルボックスを選ぶと、出し入れのたびに時間と手間がかかります。最初は安さで選んでも、実際にはほとんど使わなくなるケースもあります。
頻繁に荷物を出し入れする予定がある場合は、料金だけでなく、アクセスの良さも重視しましょう。

保管環境によっては向かない荷物がある

レンタルボックスの種類によって、保管環境は異なります
屋外型のレンタルボックスは、家具や工具、アウトドア用品などの保管に向いていますが、温度や湿度の影響を受けやすい荷物には注意が必要です。
衣類、書類、精密機器、美術品などを保管する場合は、空調や湿度管理のある屋内型を選ぶ方が安心です。保管したい荷物に合っていないレンタルボックスを選ぶと、カビや劣化の原因になることがあります。

駐車場や搬入しやすさを確認する必要がある

大きな荷物を預ける場合は、レンタルボックスの前まで車で行けるか、駐車スペースがあるかを確認しておきましょう。車を近くに停められない施設だと、荷物を何度も運ぶ必要があり、想像以上に負担が大きくなります。
特に家具・家電・キャンプ用品などを預ける場合は、車で搬入しやすいレンタルボックスを選ぶと使いやすくなりま

レンタルボックスの種類と特徴

レンタルボックスといっても複数のタイプがあります。ここでは、代表的な3つの種類について紹介するので、それぞれの特徴をチェックしておきましょう。

屋外型

基本的に、屋外型のレンタルボックスで利用されているのは、トレーラーや貨物輸送で使われるコンテナです。
多くの場合、空調などの設備はありませんが、その分だけ管理費用が安いという特徴もあります。
また、コンテナは広い敷地に設置されており、扉の前まで車を乗り入れられるのが一般的です。車から直接荷物を運び込めるので、天候などにかかわらず短時間で預けられますし、身体的な負担も少なくて済みます。
さらに、コンテナは容量が大きくて間口も広いものが多いため、荷物のサイズに関して制限が厳しくありません。たとえば、引越しで運び出した大型の家具や家電製品なども容易に収納が可能です。

屋外型が向く人

・車でまとめて運ぶことが多い
・キャンプ道具やタイヤなど“屋外で使う物”が中心
・出し入れのしやすさを重視したい

屋内型

屋内型のレンタルボックスは、ビルやマンションを使って提供されています。そのような建物の一部や1棟をいくつかの収納スペースに分割して貸し出しているのです。
一般的に空調がしっかりしており、温度や湿度が適切に維持されているため、劣化しやすい荷物の保管にも適しています。精密機器をはじめとして、絵画や衣類、思い出の品などデリケートなものを預けるのにピッタリです。
さらに、防犯システムの導入や警備会社との連携など、セキュリティ面が充実しているところも多く見受けられます。盗難に遭うリスクが小さいため、貴重な荷物を保管しやすいことも特徴の一つです。

屋内型が向く人

・衣類、本、書類など、湿気が気になるものを置きたい
・家電や精密機器など、温度変化が気になるものがある
・防犯面を強めに見たい

宅配型

荷物を段ボールや収納ケースに入れて梱包し、それを集荷してもらうタイプのレンタルボックスもあります。
これは宅配型と呼ばれており、荷物の預け入れや取り出しを行う必要はありません。運営会社への依頼によって実施されるため、自分で運ぶ手間を省けることが大きな特徴です。ただし、預けられる荷物のサイズは、段ボールや収納ケースに収まる範囲が目安となります。集荷や配送のたびに料金が発生する点にも注意しなければなりません。また、荷物をすぐに出し入れしたいと思っても、依頼してから運営会社の集荷を待つことになります。
このような事情があるため、頻繁に荷物を移動させる予定の人は、別のレンタルボックスを選ぶのが得策です。

宅配型が向く人

・車を持っていない人
・段ボール数箱程度の荷物を預けたい人
・頻繁に出し入れしない荷物を預けたい人
・荷物を店舗まで運ぶ時間がない人

レンタルボックスの選び方

レンタルボックスを選ぶときは、料金だけで決めるのではなく、荷物の種類や利用頻度に合わせて比較することが大切です。

預けたい荷物に合ったタイプを選ぶ

レンタルボックスは、預けたい荷物の種類や保管環境に合わせて選ぶことが大切です。

家具・家電・アウトドア用品・工具など、大きくて重い荷物は、車で搬入しやすい屋外型レンタルボックスが便利です。収納ケースに入れた衣類や季節用品も、すのこ・除湿剤・防虫剤などで対策すれば屋外型でも保管しやすくなります。
一方で、着物・革製品・高級衣類・精密機器・大切な書類など、湿気や温度変化が気になる荷物は、屋内型レンタルボックスも選択肢になります。段ボール数箱程度の荷物なら、集荷・配送に対応した宅配型も便利です。

出し入れの頻度で選ぶ

頻繁に荷物を出し入れするなら、自宅や職場から近いレンタルボックスを選ぶことが重要です。
月に何度も出し入れする荷物であれば、多少料金が高くても近い施設の方が使いやすい場合があります。
反対に、年に数回しか使わない荷物であれば、少し離れた場所でも料金を重視して選びやすくなります。

サイズと料金のバランスを見る

レンタルボックスは、サイズが大きくなるほど月額料金も高くなる傾向があります。
「念のため広めに借りる」と、使わないスペースに費用を払い続けることになるかもしれません。
預けたい荷物の量を確認し、少し余裕がある程度のサイズを選ぶと無駄が少なくなります。

防犯・空調・駐車場を確認する

レンタルボックスを選ぶ際は、以下の点も確認しておきましょう。

✔防犯カメラはあるか
✔施錠方法は安心できるか
✔空調や換気はあるか
✔駐車場や車の横付けスペースはあるか
✔24時間利用できるか
✔契約期間や解約条件は分かりやすいか

料金が安くても、使い勝手が悪いと後悔しやすくなります。
契約前に、施設の設備や利用条件を確認することが大切です。

レンタルボックスがおすすめの人

レンタルボックスは、次のような人におすすめです。

・自宅の収納スペースが足りない人
・引っ越し前後に一時的な荷物置き場が必要な人
・季節用品や趣味用品をまとめて保管したい人
・捨てられない思い出の品を保管したい人
・法人の在庫・備品・書類を置く場所がほしい人
・車で荷物を運び入れたい人
・自宅や事務所を広く使いたい人

特に、普段使わない荷物が部屋を圧迫している場合は、レンタルボックスを使うことで生活スペースを広く使いやすくなります。

レンタルボックスを上手に活用して収納スペースを広げよう

レンタルボックスは、自宅に入りきらない荷物を保管できる便利な収納サービスです。
季節用品、趣味用品、引っ越し時の荷物、法人の在庫や備品など、幅広い用途で活用できます。
一方で、レンタルボックスには費用がかかることや、施設まで荷物を取りに行く必要があること、保管環境によって向かない荷物があることなどの注意点もあります。
そのため、料金だけで選ぶのではなく、荷物の種類・出し入れの頻度・立地・設備を確認して選ぶことが大切です。

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