トランクルーム使用例

トランクルームの申し込みを検討していると、実際の使用感を知りたくなることも多いでしょう。しかし、自分の周囲に使った経験がある人がいなくて、実情を把握しにくいというケースも少なくありません。そこで今回は、まずトランクルームの種類を説明し、それらを使用している理由や選び方のポイントなども詳しく紹介していきます。

トランクルームにはどのような種類がある?

一口にトランクルームといっても複数の種類があります。ここでは種類ごとの特徴を紹介するので、自分に合ったものを選ぶための準備としてチェックしましょう。

屋外型

屋外型トランクルームは、広い駐車場のようなスペースに、荷物の収納に使うコンテナを設置しているタイプが一般的です。コンテナの容量が大きいことやシャッター形式で間口が広いことなどから、大型の家具なども保管できるという特徴があります。一方、内側の空間に外の温度や湿度の影響が現れやすいことも特徴の一つです。空調設備が付いていないケースが多いため、デリケートなものを保管したい場合は適していません。

屋外型トランクルーム

屋内型

屋内型トランクルームは、ビルのフロアをいくつかに区切って設けた収納用のスペースを指します。たいていの場合は空調設備があり、温度や湿度が一定に維持されるので、デリケートなものを収納したい人にぴったりです。また、オートロックや防犯カメラといったセキュリティ設備も整っていることが多いため、高価なものでも保管しやすくなっています。ただし、ビルや設備を維持するコストがかかるので、屋外型トランクルームよりも料金設定は少し高めです。

屋内型トランクルーム

そのほかのタイプ

そのほかのタイプとして、宅配型トランクルームやバイクガレージが挙げられます。宅配型トランクルームは、荷物を自分で持っていく必要がありません。預けたいときは専用ボックスや段ボールに入れて集荷をしてもらい、取り出したいときは配達の依頼をするのです。料金面に関しては安くて利用しやすいですが、急に荷物が必要になったときも届くまで待つ必要があります。また、バイクガレージはその名のとおりバイクを保管しておくスペースです。一般的に、バイクの乗車時などに使う備品を置けるラックや、バイクの移動に役立つスロープなどが設けられています。

トランクルームを使ってみた理由は?

トランクルームはどのような理由で使われることが多いのでしょうか。いろいろな理由がありますが、そのなかでも主なものをピックアップして以下に紹介します。

荷物が部屋に入らないから

部屋に入りきらない荷物を保管するためのスペースとして利用する人が多いです。そうなる経緯としては、狭い部屋に引っ越したせいで荷物が収まらなくなったり、単純に荷物が増えて収納するスペースが不足したりするなど、さまざまなパターンが見受けられます。よく預けられるのは、アウトドアグッズやスポーツ用品、書籍といった場所を取りやすい荷物です。また、シーズンが終わって使わなくなった行事用品や布団、衣替をして着なくなった衣類なども多く保管されています。

大切なものの保管場所として

一般的な屋内型トランクルームは空調設備が整っており、保管用の環境として優れています。そのため、趣味関連のグッズやコレクション、高級ブランド品といった大切なものを預ける人が多いです。また、絵画や骨とう品をはじめとした美術品の保管に利用しているケースも珍しくありません。劣化するリスクが小さいので、それらの価値を下げずに所有を続けたい人によく利用されています。

荷物を一時的に預ける必要があったから

一時的に荷物を置いておきたいという理由で、トランクルームが使われることもよくあります。住まいのリフォームや建て替え、引っ越しなどを行うときは、家財道具一式の置き場に困ることも少なくありません。それらの間だけ別の場所で保管する必要があるため、利用期間を選べるトランクルームが重宝されるというわけです。さまざまなサイズのトランクルームが存在するので、ベッドやソファーのような大型家具も保管できますし、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電も預けられます。

トランクルームを使ってみてわかった選び方のポイント

トランクルームを使ってみた人は、どのような基準で選んだのでしょうか。注意したほうが良い点もあわせて、選び方のポイントを以下に紹介します。

屋内型か屋外型か

トランクルームの保管環境は、屋内型と屋外型では大きく異なります。預ける荷物がどちらに適しているのか考えることが大事です。たとえば、衣類や布団は湿気で痛みやすく、カビにも強くありません。そのようなものを収納したい場合は、空調設備が整った屋内型が良いでしょう。一方、大型家具のような重い荷物に向いているのは、出し入れしやすい屋外型です。なお、トランクルームを積み重ねている屋外型もあるため、屋内型と屋外型のどちらを選ぶ場合でも、何階を借りられるのかという点に注意が必要です。

設備は整っているか

トランクルームの設備や管理体制の質は、運営会社によってばらつきがあります。たとえば、空調や防犯の設備が最新のところもあれば、それらが古くて十分に機能していないところもあるのです。セキュリティ対策が甘くて、管理が行き届いていないところも見受けられます。事前にチェックして、安心して預けられるところを選びましょう。照明のように夜間に使える設備が充実していると、時間を気にせずに活用できます。また、重い荷物を預けたいなら、横付けが可能な駐車スペースがあるところを選ぶのが得策です。

サイズは十分か

トランクルームのサイズはさまざまなので、収納したい量に合うところを選択しなければなりません。その際、現時点だけでなく、今後預ける可能性がある分も見据えておくことが大切です。入りきらなくなったら、別のトランクルームに移したり、もう1つ借りたりする必要が出てきてしまいます。また、見逃しがちですが、高さも利便性に関わる大事なポイントです。十分に高ければ、棚を設置するなどの工夫によって、縦方向の空間を活用しやすくなります。その結果、トランクルームの面積は小さくても、予想外に多くのものを収納できる場合もあるのです。見学が可能であれば、荷物の置き方をイメージするためにも事前に下見をしておきましょう。

トランクルーム利用例

料金はいくらか

運営会社によってトランクルームの利用料金は違います。しかし、初期費用と月額料金が必要である点は、ほとんどのトランクルームに共通です。また、事務手数料や鍵代、保証金などを請求してくる運営会社もあります。利用予定の期間をもとに今後の出費を計算し、予算的に問題のないところを選ぶことが重要です。なお、キャンペーンを実施しているケースもあるので、節約したい場合はうまく利用すると良いでしょう。

利用しやすい立地にあるか

立地の良し悪しも選択する際の大切な基準です。たとえば、自宅や会社の近くにあると手軽に利用しやすくなります。荷物が必要ならすぐに取りに行けますし、預けるために必要な時間も短くて済みます。一方、自宅や会社から遠い場所にあるトランクルームを借りると、不便に感じることが多いでしょう。そこまで行くことが面倒になり、利用する頻度が極端に下がってしまうケースも見受けられます。

利用の流れを解説

トランクルームを利用する手順は運営会社ごとに定められています。そのため多少の違いはありますが、基本となる流れは同じです。一般的な手順として確認しておくと、実際に使う場合の参考になるでしょう。その最初のステップは、借りるトランクルームを選び、電話やインターネットで申し込むことです。そうすると必要書類や資料が送られてくるので、必要事項を書き込んでから返送しましょう。紙媒体を使わず、Web上のシステムで完結できる運営会社も増えてきました。

申し込みの後に審査を実施するかどうかは運営会社によって異なります。審査がなければ、請求された費用を振り込むことで契約は成立です。審査があるなら、通過の連絡を受けて費用を支払うと契約が成立します。どちらの場合も運営会社から鍵が届くので、それを受け取った時点でいつでも利用が可能です。

収納スペースで困っているならトランクルームを賢く活用しよう

運営会社の定めた規則に従う限り、トランクルームを利用するスタンスは自由です。賢く使えば、自分の生活や仕事の質を向上させられます。「ドッとあーるコンテナ」は、屋外型と屋内型、バイクガレージを扱っており、契約前に審査はありません。すぐに使用できるようになるので、収納スペースの不足などで悩んでいるなら、申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。