自宅にいながらいつでも手軽に荷物を預けられると人気が高まっているのが「宅配型トランクルーム」です。ただ、実際に使ってみなければ使い勝手がわからないことから、利用しようか迷っている人もいるのではないでしょうか。そこで、本記事では、宅配型トランクルームのメリットとデメリットなどについて詳しく解説します。

宅配型トランクルームとは?屋外・屋内型トランクルームとの違い

宅配型トランクルームは、段ボールなどに預けたい荷物を入れて所定の方法でトランクルームに送ることができるサービスです。屋外型や屋内型のトランクルームとは異なり、直接現地を訪れる必要がない分、手軽に荷物を預けられるのが魅力になっています。現地まで足を運ばなければならない場合は荷物を持ち運ぶために車が必須ですが、宅配型であれば自宅で集荷してくれるので車を用意しなければといった心配もありません。

宅配型トランクルームのなかには、預けた荷物をスマホなどのアプリから確認できるサービスもあるので便利です。長期間預けている荷物はつい忘れたまま放置してしまいがちですが、アプリから簡単に確認ができれば不要品は処分することもできます。ちなみに、トランクルーム内にある荷物を取り出したいときも預けたときと同じように配送の申し込みをしておけば自宅まで運んできてもらうことが可能です。

宅配型トランクルームのメリット

こちらでは、宅配型トランクルームにはどのようなメリットがあるのかについて紹介します。

自宅で完結する

宅配型トランクルームの大きなメリットにはわざわざ現地まで足を運ぶ必要がなく、利用の申し込みから荷物の出し入れまですべてを自宅で行える点が挙げられるでしょう。荷物の出し入れは専任スタッフやトランクルームの運営会社が委託した宅配業者が行うため、利用者自身は現地に行く必要がありません。通常であれば荷物を運ぶためには車や出し入れできるだけの体力が必要です。しかし、すべてをお任せにできる宅配型トランクルームならば、高齢者や車がない人でも利用できます。

集荷・配送がパソコンやスマホから依頼可能な点も便利といえるでしょう。また、通常であれば出し入れの頻度などを考慮して行わなければならないトランクルーム内の荷物の整理も自分でする必要がないため、忙しい人でも気軽に活用しやすいです。

費用が安い

宅配型トランクルームは段ボール単位で預けるので、箱数がどれほどあるのかによって金額が異なります。一方、屋内型や屋外型のトランクルームは借りるスペースのサイズで料金が決まるものです。そのため、最低限のスペースのトランクルームを借りたとしても、預ける荷物の量が少なければ空きスペースができてしまうのでもったないと感じる人も少なくありません。

実際、預ける荷物が常に少ない場合は空きスペースは本来不要な部分なので、その分を節約したい気持ちになる人もいるようです。その点、段ボール1箱単位で計算されている宅配型トランクルームは無駄な料金を支払わないので、費用面を抑えることができます。荷物の出し入れに関しても、配送を担当する業者がきちんと置き場所などを考慮して保管できるようにしてくれるので問題ありません。

オプションサービスがある

運営会社によってさまざまなオプションサービスがあるため、そういったところのものを利用すればより使いやすいです。たとえば、クリーニングやハンガーの保管を行っていたり、ヤフオクに出品代行をしてくれたりというオプションサービスを提供しているところもあります。トランクルームに重要な書類を預ける人もいますが、不要になったときにどのように処分すれば良いのか迷うことがあるようです。

そのような場合にも、宅配型トランクルームのなかには文書溶解を行っているところもあります。そのため、預けていた個人情報や重要な情報などが記載された書類が不要になり、処分したいときにも便利です。オプションサービスを利用することで、大切な洋服もしっかりと保管できることから安心して預けられます。

宅配型トランクルームのデメリット

宅配型トランクルームはさまざまなメリットがありますが、デメリットもないとはいえません。どのような注意点があるのかも理解したうえで利用しましょう。

すぐに出し入れできない

屋外型や屋内型のトランクルームは現地まで足を運ぶ必要はあるものの、好きなときに荷物の出し入れができます。ところが、現地まで足を運ばない宅配型では、トランクルームの運営会社に宅配の依頼をしなければ荷物の出し入れができません。すぐに必要なものであっても、自宅に届くまでは翌日以降になるなど時間がかかってしまいます。

使う予定日がわかっているものであれば早めに宅配の申し込みをしておくことも可能ですが、前日などに急に必要であるとわかったときはすぐに宅配の申し込みをしても間に合わないかもしれません。そのため、急ぎで必要になる可能性があるものは、宅配型トランクルームには預けないようにするほうが良いでしょう。

配送できないものは預けられない

宅配型なので、基本的には段ボール箱に入る程度のサイズの荷物の配送が想定されています。そのため、段ボールに入りきらないような大型サイズの荷物は預けられないケースもないとはいえません。また、配送できたとしても規格外の荷物はその分だけ追加料金がかかってしまいますし、通常よりも高額な配送料を支払わなければならない場合もあるので注意が必要です。さらに、荷物の重さが制限されている可能性もあるため、重量のある荷物を預けたいと考えているのであれば、前もってそういった荷物の配送にも対応している宅配型トランクルームを探す必要があります。預ける荷物の大きさや重さについては、あらかじめ確認をしておくほうが良いでしょう。

出し入れするときに料金が発生する

屋外型や屋内型のトランクルームは自分で現場まで足を運んで出し入れをするので、荷物を取り出す際にも料金がかかりません。料金がかかるとしても、自宅からトランクルームまでの距離が遠く、交通費(ガソリン代)がかかる場合でしょう。しかし、宅配型では荷物を取り出したいときには運営会社が提携している業者に梱包や配送をしてもらわなければならず、料金が発生します。

トランクルームにもよりますが、一般的には、荷物を預ける際の料金より取りだすときのほうが数百円程度高いです。年に数回程度であれば大きな問題にはなりにくいかもしれません。しかし、頻繁に荷物の出し入れをする場合には料金が高くなってしまう可能性があるので、屋内型や屋外型のトランクルームを利用したほうがお得です。

ドッとあーるコンテナならWEB申込OK

屋外型や屋内型のトランクルームは使い勝手が良い反面、手続きが面倒なのではないかと考える人も多いようです。ただ、WEB申し込みができるところもあるので、そういったトランクルームであればいつでも契約ができます。たとえば、「ドッとあーるコンテナ」であればWEBから申し込み、クレジットカードもしくは振込で支払いが可能です。

WEBでの申し込み方法は希望店舗の詳細ページから借りたいトランクルームを選び、初期費用計算をしたうえで申し込みます。支払いが完了すると担当者からの連絡があり、郵送で鍵は届けられるので現地に足を運んで立ち会う必要もありません。希望のトランクルームがなかった場合にも問い合わせると、空き予定部屋やまだ公開されていない部屋を教えてもらえるケースもあります。

荷物を出し入れするなら屋外・屋内型トランクルームを選ぼう

自宅にいながら荷物の送受ができる宅配型トランクルームは便利なものです。ただ、預けるものによっては料金が高くなるので、屋外型や屋内型のトランクルームを利用したほうが使い勝手が良い場合もあります。すぐに取り出す可能性があったり、大きなサイズだったりする荷物は屋外型や屋内型を活用するほうがおすすめです。ドッとあーるコンテナは即日利用も可能なので、気になるトランクルームをチェックしてみるのも良いでしょう。