マンションで暮らすなかで収納不足に悩む人は多いのではないでしょうか。マンションに限らず戸建て住宅の場合でもついついモノが増えて気づけば収納スペースがいっぱいになっているなんてことも少なくありません。

今回はそんな自宅・マンションにおける収納不足でお悩みの方に収納が足りなくなる原因と対策方法を解説します。

自宅・マンションで収納が足りなくなる原因

ライフスタイルの変化

なぜ収納できる量以上にモノが増えてしまうのでしょうか。大きな理由の一つに家族構成やライフスタイルの変化があります。

子どもが生まれる、両親と同居するなど家族が増えることで衣類や育児用品など生活必需品だけでも多くのモノが増えることになります。家族構成が変わるだけでなく、子供の成長によっても、おもちゃが増えたり、進級進学に応じて部活動の道具が増えたりします。

その他にも、ペットを飼い始める、ゴルフ・釣り・キャンプなど新しく趣味を始めるなどのライフスタイルの変化によってモノが増える、収納不足につながります。近年ではテレワークの方も多く、自宅内に仕事スペースを確保しなければならないケースも増えています。

モノが捨てられない、片付けが苦手

断捨離をしようとしても「まだ使えるから捨てるのはもったいない。」「いつか使うかもしれないから取っておきたい。」と考えて躊躇してしまうことも多いのではないでしょうか。モノを大切に長く使う、物持ちがいいのは大事なことではありますが、収納できる量以上にモノが増えてしまい収納不足につながってしまいます。

また、片付けや整理整頓が苦手な人もモノが増えてしまう傾向にあります。収納することを考えずに新しいものを買ってしまう、自宅・マンションにある収納スペースが整理されておらず有効に使えていないということがあります。収納不足解消のためにはいまある収納スペースを整理整頓する習慣も大切です。

そもそも収納スペースが少ない

マンション・アパートの間取りによってはそもそも収納スペースが少ないという場合があります。マンションに限らず、戸建て住宅の場合でも家族構成の変化やライフスタイルの変化によって必要な収納スペースが足りなくなることは十分起こりえます。

自宅・マンションの収納不足を解決する方法

現在の収納スペースを見直す

まずは今住んでいるマンション、自宅の収納スペースを改めて見直してみましょう。

• 収納スペースの中は整理されているか
• 収納しているもののなかに使っていないものはないか
• デッドスペースはないか

収納しているモノを見直し、整理することができれば新たに収納できるスペースが生まれます。クローゼットの中、トイレの上のスペース、洗濯機の上のスペースなど、もしデッドスペースがあればつっぱり棒やラックなどを使うことで収納スペースとして活用できるでしょう。

モノを減らす

収納しているモノ、収納したいモノを一度すべて出してみて整理するのも良い方法です。収納の奥の方にしばらく使っていないもの、今後使うことがなさそうなもの、捨てても問題ないものが眠っていることも少なくありません。

捨てる以外にも売る、譲るという選択肢もあります。近年ではフリマアプリを利用しているユーザーも多くなっています。最近着ていない洋服などお金に換えられるなら売ってもいい、子どものおもちゃ・子ども服など知り合いに譲って使ってくれるなら手放してもいいなど判断できるかもしれません。

モノが多くて収納が足りない場合には積極的に捨てる、売る、譲るを判断して収納できる量になるまでモノを減らしましょう。

収納スペースを増やす

自宅・マンション内の収納スペースの見直し、モノを減らすことができたら次は収納を増やすことを検討しましょう。

収納家具を購入

自宅・マンションに収納スペースが足りない場合、マットレスの下に収納ができるベッドや壁面収納家具など新しい家具を購入することで収納スペースを増やすことができます。

ただし、収納を増やすことができる家具は大きい家具になりますので、生活導線の確保、圧迫感を減らす、部屋が狭く見えないように注意しましょう。自宅・マンションの収納を増やすことを優先しすぎて快適な生活空間が損なわれてしまうと本末転倒です。

広い間取りへ引っ越し、リフォームで収納スペースを増やす

収納家具を置くにもスペースがない、生活空間が圧迫されてしまう場合は、より広いマンション、戸建て住宅への引っ越しも解決策の一つです。間取りが広くなればその分収納スペースも増えるので生活空間、収納スペースに余裕が生まれます。

自宅以外で収納・保管

収納不足の解決のために収納家具を購入したり引っ越ししたりするのはかなり負担に感じる方も多いかもしれません。そのような場合には、自宅・マンション以外の場所でモノを収納・保管するという方法がおすすめです。

トランクルーム・レンタルボックスや宅配型収納サービスを利用することで自宅マンション以外に手軽に収納スペースを増やすことができます。保管したいものが段ボース数個など少量の場合や出し入れが多くない場合は宅配型収納サービスを、ある程度の荷物を預ける場合はトランクルーム・レンタルボックスを利用するといいでしょう。トランクルームなら24時間出し入れ自由、荷物量に応じてサイズを選ぶことができます。家具の購入や引っ越しに比べると金銭的な負担も軽くなるでしょう。

また、自宅・マンションに何を収納するか決め切れない、処分していいかどうか判断できないものが多い場合は一度トランクルームに保管して少しずつ整理することも可能です。自宅マンションの収納スペースに収めるため、一気に断捨離しすぎて必要なものを捨ててしまうリスクを回避できます。

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