千葉県松戸市のエリアでは、最小0.9帖から最大8.3帖までの広さのトランクルームがあります。松戸市は、千葉県の北西部に位置しています。西側は江戸川を挟んで東京都葛飾区と江戸川区、そして埼玉県三郷市に隣接しており、都心から約20km、電車で30分ほどの距離と交通の便の良さが抜群です。そのため、東京のベッドタウンとして発展してきており、人口も年々増加しています。面積は61.38平方km、人口は約49万人、ひし形の形をしている市です。
松戸市内には東京メトロ千代田線から直通運転をしているJR常磐線をはじめ、JR武蔵野線、新京成電鉄、東京メトロ日比谷線から直通運転をしている東武スカイツリーラインなどの東武鉄道、流鉄、北総鉄道といった電車が通っています。都心へのアクセスが非常に良好なのはもちろんのこと、千葉県内の移動も便利ですし、成田空港への移動も簡単です。特に平成27年に上野東京ラインが生まれたことによってさらに利便性が良くなり、JR常磐線で上野駅まで直通運転し最速17分、東京駅まで直通運転で最速24分となりました。また、国道6号が都心から東北方面に走っており、将来的には東京外かく環状道路の千葉県区間が開通する予定もあります。車での移動も、アクセスの良い立地となっています。
松戸市は、江戸幕府が水戸街道を整備したときから宿場町として繁栄した土地です。そのため、徳川幕府にゆかりのある観光スポットが豊富にあります。中でも松戸駅から徒歩10分という場所にある徳川昭武(徳川慶喜の弟)の別邸「戸定邸」は国の重要文化財にも指定されている見どころです。とても広い建物の中に入って、中の様子や庭園も見学することもできます。また、作家・伊藤左千夫の「野菊の墓」や細川たかしの歌、映画「男はつらいよ」などでも有名な「矢切の渡し」も松戸近くのスポットです。松戸駅から矢切の渡し近くまでバスが出ており、渡し舟に乗って東京・葛飾の柴又まで移動することができます。柴又の観光と組み合わせるのもおすすめです。
松戸には旧石器時代から人が住み始めました。幸田貝塚など、縄文時代からの遺跡が見つかっています。平安時代、鎌倉時代など、各時代にも歴史上の人物が松戸の地で生きてきた記録がありますが、特に松戸が繁栄したのは、江戸幕府が水戸街道を整備して松戸が宿場町となってからです。松戸郵便局付近に大名が宿泊した施設や旅籠などが建ち並んでいたようで、「玉屋」という旅籠がなお現存しています。明治以降には旧水戸街道が国道になり、松戸は交通の要衝として、そして東葛飾郡の中心都市としても繁栄し続けました。町村制が施行された明治時代には、現在の松戸市エリアに松戸町・明村・八柱村・馬橋村・高木村・小金町といった町村が生まれます。その後はこれらの町村が合併を繰り返し、昭和初期に松戸市が誕生したのです。都心へのアクセスの良さから交通が整備され、人口も急増していきました。松戸市は、今もなお整備の進む都市として洗練され続けています。
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