特色

愛知県名古屋市南区エリアでは、最小0.8帖から最大8.3帖までの広さのトランクルームがあります。南区の面積は18.46平方キロメートルで、名古屋市の中で7番目の広さです。令和3年5月1日現在、推計人口はおよそ13万人です。そのうち65歳以上の人口がおよそ30%で比較的高齢者の多い地域だといえるでしょう。堀川・山崎川・天白川といった3つの川に挟まれた地形をしており、北東部は台地、南西部は干拓や埋め立てによってできた低い陸地です。区の中心部には日本ガイシスポーツプラザがあり、全国的なスポーツイベントや有名アーティストのライブといった大規模イベントが頻繁に開催されています。区の木はクスノキ、区の花はヒマワリです。

交通情報

南区は区の中心部をJR東海道線が、西部と東部には名鉄常滑線と名鉄名古屋本線がそれぞれ南北に走っています。区の北東部には地下鉄も東西に走っています。市バスも区内を網羅しているので交通の便は比較的よいといえるでしょう。JR東海道線と並走するように国道3号線が、名鉄常滑線と並走するように国道247号線が走っており、国道3号線は知多半島道路や名四国道のインターチェンジである大高インターチェンジとつながっているため車での移動も便利です。

観光情報

南区の観光スポットとして特に人気なのは、笠寺観音の名で知られる笠覆寺です。笠覆寺は奈良時代に禅光上人によって建てられました。徳川家康が名古屋城築城の際に鬼門の方角にある寺院を鎮護とした尾張四観音のひとつとして知られています。笠覆寺という名前の由来は平安時代にこのお寺で貴族の藤原兼平と玉照姫が出会ったことです。また、このことから笠寺観音にお祈りすると縁結びのご利益があるといわれており、一年を通じて良縁を求める多くの人が訪れています。毎月6のつく日には「六の市」が開催され、境内に多くの露店が立ち並ぶことでも有名です。

歴史や変貌

南区は明治41年、区制施行によって東区、西区、中区とともに設置され、平成20年に区政100周年を迎えました。南区周辺は歴史ある地域で、区の北東部にある笠寺台地には弥生時代後期の環濠集落である見晴台遺跡があります。戦国時代にはこの笠寺台地周辺に多くの城館が建てられるようになり、今でもそうした城館の一部が保存されていたり活用されていたりしています。江戸時代には鳴海の宿と熱田宮を結ぶ街道筋として多くの人が行き交いました。区南西の低地部で土地開発が行われるようになったのは江戸時代後期からです。それまでは浅い海でした。万葉集にうたわれている「あゆち潟」はこの地域のことではないかといわれています。